オバマの米国 日本も「変革」不可避 もはや「戦後体制」通用せず 対等の日米同盟へ 憲法改正、集団的自衛権行使を
米大統領選でバラク・オバマ民主党上院議員が当選、米史上初めてアフリカ系大統領が誕生することになった。
上下両院選挙でも民主党が勝利し、行政・立法を制して「民主党時代」が到来する。オバマ次期大統領は国際協調を掲げ、アジア政策では日米同盟を重視しつつも多国間協議を重要視しており、もはや米国が一方的に日本を守る片務的な日米同盟は通用しない。国際社会で米国と対等に責務を果たすために日本も「変革」が不可避となる。
それは憲法を改正し、集団的自衛権行使など「当たり前の国家」として再生させることだ 米大統領選は十一月四日の投開票で、オバマ氏が共和党のジョン・マケイン上院議員に圧勝し、来年一月二十日に第四十四代大統領に就任することになった。アフリカ系の大統領が誕生するのは 米史上初で、「人種の融和」を象徴している 同時に行われた上院議員選(定数百人、今回三十五議席改選)では民主党が十七議席、共和党が十四議席(六日現在、未定四)を獲得、全体では民主党五十六議席、共和党四十議席(未定四)。 民主党は議会で完全指導権を握れる六十議席には至らない模様だが、議会運営の主導権は握れる。 一方、下院議員選(定数四百三十五議席、全議席改選)でも民主党が二百五十二議席を獲得して圧勝。知事選は十一州で行われ、民主党がミズリー州で共和党から奪うなど七州で勝利。全米では民主党二十九州、共和党二十一州となり、民主党優位を定着させた これでレーガン時代から四半世紀にわたった「共和党時代」に終止符が打たれ、行政と立法とも「民主党時代」に入ったと言ってよい〜
(以降は新聞を御覧ください)
|